2022年4月24日。岩佐祐樹さんのバースデーイベントで、末原拓馬と岩佐祐樹さんによる約10分間の即興物語が紡がれました。

今日はMonogatalina Radioに代わりまして、その即興物語の映像とテキストをお届けいたします。

以下、末原拓馬からです。



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久しぶりの即興でしたが、ひとたび演劇空間が広がるといくらでも無限に物語が広がっていく感覚がありました。何をすればいいのか、細胞が反応する、あの感覚は、自分でも不思議です。

さて、今回もまた、愛すべき物語が生まれたように思います。
実は、この動画を記録映像でもいいので残して欲しいと主催側にお願いをしたのは僕です。僕は、いつも、物語は長く長く生きながらえて、語られ続けるべきだ、それが、物語にとっての幸福だ、と考えています。今回、こうして生まれた物語を、僕は、その晩だけのものにしたくないと思ったのです。

これは、これまでもこのMonogatalinaでやりたいと思っていた挑戦の一つなのですが、僕の即興から生まれた物語を、僕は一つの、長生きする物語として育ててみたい。

即興には、即興の輝きがあります。それを十分に生かしつつ、何が物語にとっての輝きなのかを、みんなで話し合い、必要なところには言葉を足し、表現を変え、時には構成をいじるなどして、育てていく。例えば、演じ手、語り部が変わったとしても面白がってもらえるだけの純然たる「物語力」を備えた物語にする。

そんなことを夢見ています。

どうでしょうか。
まずみなさんにやってもらいたいのは、この物語の感想、よかったことを僕に伝えてくれることです。もしくは妄想、や、素敵と思ったシーン、セリフ、などです。これは、ふだん公演をしているときにもあることで、参加者の言葉によって、物語の本当の力がどこにあるのかを、僕ら作り手でさえ、後から知ることがよてもよくあります。もちろん、悪い部分もです。誰かを傷つける表現がないか、内容がないかなど、人がいればいるだけ、間違いのない作品創りができると僕は思っています。

あとは、数回にわたる多数決があるかもしれません。これは、僕が優柔不断なことにも関係しています。多数決をした後で、結局僕が独断で決めることなることもときにはあるかもしれませんが、話し合いがあると助かることは、ままあります。

あとは、みんなで挿絵を考えたり、いろいろしてみるのも面白いかもしれないし、歌を作って、テーマ曲をオンラインで合唱なんてことも、もしかしたらできるかもしれません。

あんまり大きなことを考えすぎて「できるかなあ」なんて足踏みするのもよくないことだと思うので、まずは、軽はずみに、楽ちんな気持ちで、「物語育て」を一緒にやってみませんか?

のんびり、何ヶ月かかけて一つの物語ができればと思っています。遅すぎず、早すぎず。あくまで、物語が、僕らの日常に忍び込む、と言うように。完成の際には、その月のゆるっとおしゃべり会で、お祝いしましょう。


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さしあたって、タイトルを決めたいと思います。これは、今一度決めてみて、物語の全てが完成してから、そのときに「あ、別のがいいかもね」ってことがあれば、そのときにまた変更してもいいと思っています。

今、テキスト上は仮タイトル『ふわふわオムライスとかたいオムライス(仮)』としてあります。これに加え、とりあえず思いつきで4つほど、タイトル候補を思いつきました。



1、『ザ・オムライズ』

2、『世界を救ったオムライス』

3、『ハード&ソフト』

4、『余命1ヶ月のオムライス』


うーむ。どうでしょうか。
こちら、まずは皆さんの投票をいただければと思います。しばらくの間、その中で一番得票数の多かったものをこの作品のタイトルとしましょう。
タイトルって大事で、これ、どれに決まるかによって、今後、作品のなかで大切にする部分が変わってくるものなのです。なんてこと言いつつ、あまり、考え込まずに。直感と、独断と偏見と、それぞれのフェチズムに基づいてお答えいただければ幸いです。

よおし、育てるぞー!!





末原拓馬×岩佐祐樹    即興   
2022年4月24日(日)
仮タイトル『ふわふわオムライスとかたいオムライス』

映像とテキストはMonogatalinaの住人限定での公開となります。
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