Monogatalina産の物語を創りたいです。
ここで生み出し、育て、世界中に旅立たせたいのです。
そしてゆくゆくは、体は離れていても、いつでも同じ物語に住んでいる人たちが増えればいいなと思っています。
僕は、このことに大きな可能性を感じています。で、すごく大掛かりなことになりそうなのですが、まずは第一弾として、渾身の見切り発車をしたいと思う。交通事故を起こさぬようにと重々に心がけながらの発車ではありますが、どうかご同乗いただければ幸いです。
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第一弾として、岡山での新作に向けてやってみたい
4年前から岡山で『なつやすみこどもまつり』なる企画に参加しています。
小学生と末原拓馬が共に物語を創るという趣旨で、年を追うごとにどんどん盛り上がり、今では保護者たちも含めると100人をゆうに超える大所帯になっていて、昨年は静岡にまで飛び火しました。
一年目は『野良の方舟』という作品を創りました。これは、今大人たち70人と稽古している作品であります。岡山でも3年間に渡って上演し、去年は南伊豆でも上演し、岡山ではこの劇中歌をうたう合唱団まで結成されています。一つの物語が細胞分裂して世界に広まっていくという意味で、とても僕の理想値に近い物語です。
2年目は『野良の方舟』と共に『なつやすみさん』という物語を上演しました。これは、僕の「ひとりじゃできねえもん」というプロジェクトの中で公開執筆会というものを開催して執筆の種を手に入れました。公開執筆会はずーとやりたかったことで、とても楽しかったのを覚えています。その場にいる来てくれた方々と即興で様々なことを話し合い、それに合わせて僕が即興で物語を創っていく、というイメージです。このMonogatalinaがそういう方向に発展していくことを願っています。
3年目は『ドーイポーカ島のピドラ』という物語でした。これは図書館で上演した『ドッティとリズデン』という物語を派生させたものです。
で、4年目の今年は小学生と共に『なつやすみさん』と『ドーイポーカ島のピドラ』をやり、新たに創る「中高部」とは新作をやろうことになりました。この中高部の連中は、最初は小学生だったけど4年経つうちに中高生になってしまったよねいつのまにか、という連中です。僕はこいつらと遊ぶのが本当に楽しくて、生涯このまま親友でい続けるのだと思ってます。
さてさて。新作。
どんなに物語にしようかな、と思っています。まだどんな風にしても大丈夫な状態です。
で、これは、made in Monogatalinaの作品にしてみようかな、と思ってます。このアトリエでブレストを繰り返し、一つの物語を創り、夏にその上演をするのはもちろんなのだけれど、そのあと、この物語をどうやって長く長く広げていくか、という話し合い含めここでやって、そして実行部隊を形成し、実行する、みたいなことをしたいのです。岡山で上演した後に僕のひとり芝居でやり直してもいいし、こっちでキャストを集めて新たにやってもいいし、別のコンテンツに変えてみてもいいし。目標は、「世界中が知っている物語」にすることです。一から物語を創り、それを世界に広げていく、というプロジェクトの可能性を探ってみたいのです。
とりあえずオンライン上でブレストなど繰り返し、どこかで公開執筆会をやってもいいですし。などなど、色々考えています。おそらく、現実世界でのスタッフとして動いてくれる人なんかも必要になってくると思うのですが。。。。
ごめんなさい、説明が曖昧なのは、まだこのプロジェクトそのものを曖昧にしておきたいというところだからです。いかがでしょう?もし賛同者が多いようでしたらグループにしてもらおうと思っているのですが・・・
岡山での話し合いの様子を適当に記録して来ました。ちょっと、今の所こんな感じなのですが、どう思います?
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まず、広がり続ける物語ってどんなものだろう?てことも考えてたいですね。