「みなさん自身に、クリエイティヴな毎日を過ごして欲しい」


 まずは、僕が率先して物語を創る姿を間近でご覧になってもらえればと思っています。時に助けてくださると嬉しいし、いつも楽しんでもらいたいと思っています。そしてゆくゆくは、皆さんそれぞれが物語の人になって欲しいなという気持ちもあります。

   先に言っておくと、これは人それぞれでいいと僕は思っています。語るのが好きな人もいれば、聞くのが好きな人もいて当然で。僕が料理を食べると美味しいと思うけれど、自分で料理をしようとは一切思わない人間なのでよくわかることです。

   ただ、日常の小さな物事を目撃しはそこに存在する物語を勝手に想像する癖をみんなが持ち始めると、世界は輝いて行くように思っています。それぞれが生み出した物語を、それぞれの表現方法で発信して行く場所になればどんなに素敵でしょう。村の中で人が繋がり出すことも起きてくれば幸せと思っています。これも、やっぱり、参加の仕方は人それぞれでいいとは思っていますが、同じ物語を故郷とする人々が集い、新たな物語を生んでいけるような村になれば素敵と思っています。


 ここを創った理由。僕にとってのアトリエ村が欲しかったことと、みんながクリエイティヴでいられる村が欲しかったこと、それと、物語が生まれるという物語の素晴らしさを知ってほしいと思ったことがあります。

 

Part3へ続く...